アルミフェンスで目隠しをした子どもが遊べるセミクローズ新築外構施工例(春日部市)

「広い土地を買ったものの、外構費用がとんでもないことになりそうで」。家を建てた工務店には「この予算では希望の外構は難しい」と言われてしまい、諦めきれずに私たちにご相談に来られたお施主様。

広いお庭は憧れですが、外構工事となると、施工面積が広いぶん費用もかさみがちです。

そんなお悩みを外構工事でかなえる暮らしの優先順位を考え、「メリハリ」をつけたプランで解決し、理想のセミクローズ外構を実現した施工事例になります。

広い土地ならではのメリハリ計画

敷地が広い場合、標準的な外構プランを施工するだけでも、距離や面積に応じて材料費や工賃がかかってしまうので、どうしても費用がかさみがちです。 そこでご提案したのが「見せる場所」と「コストを抑える場所」を明確に分けることです。

お家の顔となる門まわりや家族と楽しむプライベート空間作りにはしっかりとこだわりを詰め込み、それ以外の部分には極力費用をかけない。こうして予算配分にメリハリをつけることで、全体のクオリティを落とさずにコストダウンを図りました。

大判タイル門柱とアオダモで実現！上品な存在感と高い目隠し効果

外構の顔となる機能門柱には 300×600mmという大判のタイル（LIXIL「メンフィス」）を使用し、モダンな雰囲気を演出。高さも通常より高く1.7mほどに設定。重厚感を与えるだけでなく、道路からの目隠しとしての機能も兼ね備えています。

シンボルツリーには人気の「アオダモ」を配置しました。

自然な樹形が美しく、優しい表情をプラスしてくれるアオダモの力で、外構全体に温かみと上品なイメージをプラスしています。また、自然の目隠しとして機能し、シンボルツリーに視線が向くことで建物への視線もやさしく遮ってくれる一石二鳥の役割を果たしてくれます。

足元には照明を設置し夜の景観にも配慮しました。

門柱やシンボルツリーにはしっかりと予算をかけましたが、アプローチ周辺はあえて土間コンクリートを打たず、ローメンテナンスな６号砕石で納めました。全体の費用を抑えながらも、必要な機能性をしっかりと確保する工夫です。

プライベートを守るセミクローズな庭

お施主様の優先順位が高いのは「子供が遊ぶお庭」

外からの視線は気にせず過ごせるよう目隠しフェンス（三協アルミ　レジリアYK３型）を採用しました。

建物前面に駐車場スペースをしっかりと取り、後ろに下がった所で目隠しをすることで、フェンスの距離が長くなりコストが上がるのを抑えつつも、しっかりとプライバシーを守るセミクローズスタイルに仕上がっています。

目隠しフェンスと門柱を連続させながら奥行き方向にずらして配置しました。これにより、視線を自然に遮る高い目隠し効果と、敷地に立体感を生み出すデザインを両立。門扉などでがっちり囲わなくても、プライベートな庭へのスムーズな動線を確保し、快適に過ごせる空間になっています。

お庭一面には、お子様が裸足でも走り回れるよう鮮やかな人工芝を敷き詰めました。人工芝は一年中緑が綺麗ですし、面倒な草むしりなどの「メンテナンスコスト」もかかりません。

３DCADパース

弊社では、平面図だけでは分かりにくい「門柱の高さ」「フェンスの圧迫感」「植栽が入った時のリアルな雰囲気」などを、立体的にご確認いただくため、リアルな3DCADパースを使ってご提案しています。

完成前の不安を解消し、一緒に「わくわく」しながらプランを進められるのが3DCADの大きなメリット！

最後のパース図は、スマホやPCで360°自由に見渡せるVRパースへのリンクになっています。ぜひクリックして、この外構を歩いているような体験をしてみてください！

広い敷地を、大判タイルの門柱でしっかりと格式を持たせつつ、人工芝や砕石でメンテナンス性もコストも賢くコントロールした、「メリハリ設計」で攻略したエクステリアプランとなりました。

広い土地の外構予算にお悩みの方や、お子様が安心して遊べる目隠しのあるお庭を作りたい方におすすめのおしゃれで実用的な新築外構施工事例です