雨でも濡れない駐車スペースへの動線を確保した平屋の新築外構施工例(川口市)

親御さんが使う新築の平屋に合わせて、使いやすさとデザイン性を両立させた新築外構を施工しました。

こちらの敷地は、道路に対して間口（幅）方向にも奥行き方向にも高低差があり、形も変形している土地のため、将来にわたって安全に、快適に使えるようプランさせていただきました。

「将来も安心」を叶えた、カーポートがつなぐ動線アプローチ

敷地の勾配（高低差）をスムーズに解消するため、土工事段階から「ゆるく歩ける」程度になるよう調整し、日常の出入りが快適に行えるよう動線を設計しました。

広い敷地ですが、玄関までの動線をできるだけ短く、あまり雨に濡れずに出入りできるよう、車庫やポストなどは道路に近い側に配置しています。

土間コンクリートの表面には、雨の日でも滑りにくいように、ほうきのような刷毛（はけ）でざらざらとした細かい筋目をつける、刷毛引き仕上げを施し、安全性を高める細かな配慮もしています。

玄関やリビングから外に出るメインの動線上に駐車スペースを設け、平屋のフラットな外観に合わせて2台用の前後勾配のモダンなカーポート、三協アルミ「スカイリード」を設置。屋根があることで、雨の日の車の乗り降りや、郵便物の取り出しも快適です。

また、カーポートの柱にライトを設置することで、夜間の人の出入りや防犯にも気を配っています。

門まわりには、大容量の宅配ボックス、LIXIL「宅配ボックスKN」を埋め込んだオリジナルの機能門柱を配置。横には温かみのある枕木調の角柱をアクセントに採用し、角の目立つ変形地のコーナー部分に柔らかい印象を持たせる工夫をしています。

日々の暮らしの利便性だけでなくデザイン性にも配慮しています。

目隠しフェンスでプライバシーを確保

玄関とリビングが、比較的通行量の多い道路に面しているため、道路境界側には勾配をコンクリートブロックで調整し、アルミ目隠しフェンスを設置しました。ステンカラー調のモダンな色味を選んだことで、平屋のシンプルな外観を邪魔することなく、プライバシーを確保できています。

敷地の奥、お子様の家に向かう動線にも勾配があったため、砕石だけでなく土間コンクリートを打設しました。

親子の建物間の動線を違和感なくつなぎながら、間には多段柱を使った目隠しフェンスで各家庭のプライバシーを確保しています。 同時におしゃれな物置も設置させていただきました。

３DCADパース

弊社では、プランの初期段階でリアルな3DCADパースを作成し、完成イメージを正確に共有します！

カーポートのサイズ感や、目隠しフェンスの高さ、玄関までの動線の様子など、図面だけではわからない部分も立体的にご確認いただけます。これにより、今回のように高低差のある土地でも、「思っていたのと違った」という後悔を防ぎ、ご家族皆様が納得できる外構づくりを進めることができました。

高低差のある変形地という土地の条件を、カーポートを中心とした安全な動線づくりに主眼を置いたプランニングで、長く安全に、快適に使っていただける機能的でおしゃれな新築外構が完成しました。

「土地に高低差がある」「雨に濡れない安心な動線を作りたい」という方におすすめの新築外構施工事例です。