植栽がお好きなお施主様。中古住宅購入後、ご自身で玄関前にレンガを並べられるなどDIYを重ねて整備してこられた外構でしたが、ナチュラルな雰囲気の建物と植栽が「植栽が映える外構にしたい」とのご要望をいただきました。

植栽とインターロッキングが調和した旗竿地のナチュラル外構アプローチ

車庫スペースの土間コンクリートはそのまま活かし、予算にメリハリをつけながら、玄関までのアプローチをおしゃれに機能的に整えることで、ナチュラルで居心地のよい空間を目指しました。

動線やポストの位置などのゾーニングはもちろん、インターロッキングやアルミなどの金属建材の色や素材感にも気を配ることで、建物と調和しながらも植栽が主役になる「きれいめナチュラル」な空間を提案させていただいております。

プロのプラン力と施工技術の詰まったエクステリアリフォーム施工例です。

Before&After

DIYからプロの手へ、植栽が映えるナチュラルアプローチ

敷地は、いわゆる旗竿地で間口が狭く奥行きのある形状でした。

そこでまず、玄関横にあったポストを撤去し、カースペースのすぐ後ろにおしゃれなポストと枕木調のアルミ角材を設置することで、柔らかな印象の「門」にあたる境界を作りました。

カースペースと明確に区切ることで、アプローチ部分をプライベートな庭空間とすることができ、植栽と過ごす時間をより楽しむことができるようになります。

郵便ポストには、フィンランド生まれの北欧ポスト「ボビ(bobi)」を採用しました。丸みを帯びた柔らかなフォルムと、スチール素材ならではの重厚感が魅力で、ナチュラルな淡い色調の外構のアクセントになってくれています。

また、木調のアルミの角材を並べた門柱は、ホワイトを基調とすることで建物の外観と植栽とのバランスをとりました。植栽好きのお施主様を意識して、遊び心のあるシンプルで上質なアクセントとして、葉っぱモチーフのアイアンオーナメントを添えさせて頂いています。

細長い旗竿地でも「快適でおしゃれな空間」に

敷地奥の住居まで続くアプローチはあえて直線にせず、緩やかなカーブを取り入れることで奥行き感と開放感を演出。

また、門の入り口と玄関の位置をずらし、シンボルツリーのオリーブに視線を誘導することで、玄関の目隠し効果も期待できます。

アプローチの敷材には、レンガのような風合いが魅力のエスビック社のインターロッキング 「ロシェ」を使用。3色をミックスして使うことで自然石のようなランダムな色合いになり、緑とよくなじみ、全体の雰囲気をやさしくまとめています。

植栽はお施主様ご自身で、お気に入りのオリーブやローズマリーなどを配置。こだわりの植物が映えるように、足元にはゴツゴツしたガーデンロックをあしらい、自然な陰影が生まれるよう工夫しました。

また、門の外にも一部インターロッキングを貼り、既設のカースペースとアプローチの隙間部分に同じきれいな砂利を敷くことで、空間全体のつながりを意識した仕上がりとなっています。

提案3Dパース

実際の完成をイメージしやすいよう、弊社ではプラン段階で3Dパースを用いてご提案させていただいております。

今回は特にお施主様が植栽を自分で配置予定だったこともあり、植栽の位置や素材の色合いなど、細かいバランスを事前に確認いただけたため、完成イメージを共有でき、安心して施工に臨めました。

旗竿地という条件のなかで、DIYでは難しかった部分をプロの技術でしっかりと整え、植栽との時間を最大限に楽しめるナチュラルな空間が完成しました。

植物と暮らしを楽しみたい方、限られた敷地でもおしゃれで快適なお庭を実現したい方にぴったりの、エクステリアリフォーム施工事例です。

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