この度、弊社で施工した新築外構が、「三協アルミ ワンダーエクステリアコンテスト」にて入選をいたしました。

建築のプロであるお施主様のご要望にお応えする形で、「建物と庭の一体感」と「プライベートな癒やし空間の実現」をコンセプトに、細部まで丁寧に仕上げました。

照明を仕込んだ浮き階段タイルデッキと緑あふれる植栽空間

家の中からの眺めやゾーニングなど、かなり具体的な設計イメージをお持ちでしたので、その想いをくみ取りつつ、外構専門店として景観全体や暮らしやすさとのバランスを整える提案をさせていただきました。

ウッドデッキの質感と開放感のある目隠しにこだわった庭

お施主様のこだわりはリビングから広がるお庭の「建物と庭の一体感」と「プライベートな癒やし空間の実現」。日常の暮らしに心地よい自然を取り込む外構をテーマに、設計を進めました。

リビングと庭をつなぐウッドデッキには、室内の床や天井材と質感を合わせた人工木デッキを採用することで「建物と庭の一体感」を高めています。目隠しフェンスには、縦格子の「エルファードM5型フェンス」と横格子の「X.スタイル(クロス.スタイル)」を使い分けました。

デザインの違いがアクセントになるのはもちろんですが、厚みのある縦格子が道路からの視線を圧迫感なく遮り、庭が道路よりも一段高い位置にあるという敷地特性を活かし、リビング正面には見上げた際に視界を自然に遮る横格子を使用することで、必要十分な目隠し効果を確保しながら、過度な圧迫感を出さず、風や光が心地よく通り抜ける開放感ある「プライベートな癒やし空間の実現」をしています。

また、外観とのバランスを考慮し、横格子のX.スタイルはあえて少し奥に配置。その手前に植栽スペースを確保し、デッキも建物側に引くように配置することで、空間に立体感と奥行きが生まれました。シンボルツリーや四季の草花が彩る植栽が目に入りやすくなり、癒やし空間としての使い勝手がより一層高まりました。

さらに、リビングから庭へと続く導線には、照明を仕込んだ大きな“浮き階段”のタイルデッキを採用しました。室内から庭へと緩やかにつながるように床素材や植栽配置を整えることで、視線の抜けと統一感を意識した設計としています。

素材感を活かした、ナチュラルで機能的な外構デザイン

庭まわりの目隠しフェンスの存在感に合わせて、外構全体のバランスも丁寧に整えました。

敷地の高低差を支える土留めは、コンクリートの型枠(打ちっぱなし)仕上げとし、外構全体にシャープで洗練された印象をプラス。機能門柱やガーデンライトにはシャープな印象のステンレス素材を採用。さらに、境界フェンスにはアルミ製のシンプルなものを使用することで、各素材感を活かしながら外構全体にアクセントを加えています。

効果的に配置した植栽の足元は、大きな自然石を使った和風ロックガーデン風にすることで、ローメンテナンスで日常的な手入れの負担を抑えながら、異なる素材感の外構全体をシンプルでモダンな雰囲気にまとめ上げています。

室内からの眺め、外からの視線コントロール、素材の質感を活かした外構全体のバランス。建築のプロであるお施主様のこだわりと、建築のプロであるお施主様のこだわりと、私たち外構専門店の提案を融合させた、内と外が美しくつながる外構デザインとなりました。

「室内の延長として楽しめる庭が欲しい」「外構も建物と一体でデザインしたい」。そんなご要望をお持ちの方に、おすすめの新築外構施工事例です。

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